[園芸] ひまわり、間引きするよ。
一見かわいそうでも、心を鬼にして。
さて、ひまわりも順調に発芽し、葉もしっかりできてきたので、間引きを行うことにします。
もともと種をまくとき、ひとつの穴に3粒ほど種を蒔いているのですが、発芽率が良く、だいたいすべての種が発芽している感じです。
「間引きしなくても、そのぶん肥料をたっぷりやればどの芽も育つのでは…」と思いたいところですが、結局そうすると、どれもしっかり育たなくて共倒れ。
ここは心を鬼にして、ひとつの穴について一番しっかりと育っている芽をひとつ残し、その他の芽は引っこ抜きます。
少し調べたところ、間引きをするときに引っ張って細かい根が切れてしまうため、間引いた根を植え代えても、育てるのは難しいようです。
捨てるのが一番かも知れませんが、私の場合は「もし育つことがあるのであれば…」と地面に植えてみることにしました。
何もいじっていない普通の地面なので、育つのは正直難しいでしょうが、生き残るかどうかの選択肢を間引いた根自身に与えてみる、というわけで。
まぁ、つまらない自己満足かも知れない…というのはわかっているんですけどね。
何かを選ぶ、というのは、逆に言えばそうでない何かを選ばない、と決める事。
生きる上で避けては通れない自然の摂理でしょうが、今日はひまわりに、そうした人生の厳しい一面を教えてもらいました。
<6月6日追記>
その後のひまわりですが、グングン大きくなっています。
しっかり日に当て、水分も肥料もきちんと与えてますからね。
最初は少し曲がって生えていた株も、今ではしっかりピンと伸びています。