[アニメーション]　スカイ・クロラ - 花と美術館と本の住人

自分でも不思議なほど、繰り返し鑑賞している作品。

映画「スカイ・クロラ」が好きで、ときに思い出しては、何度も観ています。
今日も一日の仕事を終え、お酒を飲みながらゆっくり鑑賞しました。

ただ、不思議なんですよね。

「スカイ･クロラ」という作品に出会ったのはこの映画が最初で、「これは絶対観たい！」と思って映画館に足を運んだわけではない。
友人に誘われて映画館に観に行って、それからなんですよね。

そして、観終わった後も、強烈に「凄く良かったです!!」というわけではない。
淡々と「いい作品でしたね」という感じ。

普通だったらそこで終わって、その後に何度も観返すことはないんだけど、「スカイ・クロラ」はそうではなかった。

観始めると、静かに飲み込まれていくんですよね。

作中の世界に微妙なずれを感じ、その秘密が物語に巻き込まれていくうちに少しずつ明らかになっていく。
その小気味よさがたまらず、何度も繰り返し観ているのかも知れません。