[映画] 劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(新宿バルト9)

 ソロ鑑賞。映画館でここまで泣いたのは初めて!

 

今日は仕事帰りに、前々から見たかった劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を見てきました。

チケットは昨日の夜にバルト9のオンライン予約システム「キネゾー」を使って取りましたが、便利ですね。シアター6で、自分が大好きな席(J列20番)が取れて、とても嬉しい。


朝からワクワクしていて、仕事も粘り強くしっかりと取り組み、無事に予定していた時間に退出。それから和食のお店でほっけ定食にビールをつけて楽しみ、映画館に向かいました。

平日夜ですが、映画館の座席は混んでましたね。さすが新宿です。昔は自分は、映画館の座席は中央の辺りで大きな画面を見上げるように見るのが好きでした。でもある時、友達が席を取ってくれたら割と後方の席でしたが、ちょうどスクリーンが目線の高さで、凄く楽だったんですよね。そして作品をとても楽しむことができたので、以来、自分は席は比較的後方に取るようにしています。

カップルで来ている方もいれば、小さなお嬢さんにせがまれたのかスーツ姿で来ているお父さんや、僕と同じで仕事帰りにやってきたサラリーマンの方など、バラエティに富んだ方々がいらしていました。でも、年齢構成はやはり若いですね。宇宙戦艦ヤマト2199を見に来た時のように、往年のアニメファンといった方々はお見かけすることはありませんでした。僕はああいう方達は、いつまでも自分の好きなことを大切にされていて、好きなんですけどね。自分も年をとったら、いずれ仲間入りすることになるでしょうし。

さて、あの花。アニメ放送版の後日談という形で、アニメでの展開をじっくり振り返りながら、話が進みます。当然、泣く泣く。左隣がサラリーマンの男性お一人で、右隣が若い女性お一人という中で、何だか“明らかに俺、泣いてます。三十代だけど”っていうのがかっこ悪いかなぁって思って、ハンカチだして涙をふくことしなかったんですよね。

なので、両目から涙だーで、口に入る入る。
で、必死に声が出るのこらえてるから、唇がぶるぶる震えるんですよね。あぁ、ホントにこらえてる時ってこうなるんだって、自分でも勉強になりましたね。

恐ろしいのが、そうした必死にこらえてるときに流れてくる、アニメ版のエンディング曲。もう展開だけで嗚咽寸前なのに、その曲はやめてくれー。殺す気か!!って感じで。まぁ、結局は根性で抑え込んで大丈夫だったんですけど。


極端に新しい展開があるわけではなく、劇中の時間も緩やかに流れていくんだけど、それがある意味「あの花」らしく感じられ、「あの花」という作品のやさしさを思い出しました。

それにしても、思いっきり泣くとすっきりするね。
仕事で疲れ果て、生きる希望が欲しくて見に行った部分もあったけど、本当に良かった。