[アニメ] 私は良い友人を持ちたいし、誰かにとって良い友人でありたいと思う
『銀河英雄伝説』は、私にとって、大切な作品です。
老練ビュコック提督(sm12769244) | NicoGame
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明日から、三泊四日のパートナーシップセミナーに行ってきます。多くの大切な友人との出会いがあると思いますが、心に浮かぶのは、『銀河英雄伝説』に登場するアレクサンドル・ビュコック提督のこの言葉。
わしは良い友人が欲しいし、誰かにとって
良い友人でありたいと思う。だが、良い主君も良い臣下も持ちたいとは思わない。
だからこそ、あなたとわしは同じ旗を仰ぐ事は
出来なかったのだ。
銀河英雄伝説 - Wikipedia
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2004/05/28
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同盟軍最後の宿将たるビュコック提督は、マル・アデッタ星域の戦いで奮戦。しかし衆寡(しゅうか)敵せず、最後は敵の降伏勧告に対してこう語り、戦場に散っていきました。
午前7時、久しぶりに映像を見たのですが、朝はどうも涙もろくていけませんね。ビュコック提督の訃報に接したヤンの苦悩と、それに対するフレデリカ(ヤン夫人)の言葉に、気づいた時には頬に涙が。ヤン夫人の言葉のひとつひとつに、故人の人柄が偲ばれ、涙腺直撃でした。
あと今回、改めて感じたのは、深く相手をわかりあった伴侶の素晴らしさでした。
現役を退いていたビュコック提督が、自由惑星同盟の危機に際して現役復帰を決意したとき、ビュコック夫人は何もいわずともしまっておいた軍服を提督の元へ持ってきました。戦いに赴けば、もう二度と生きて会うことはできない。それをわかった上で、哀しそうな目をしながら軍服を持ってきた夫人でしたが、最後は瞳が「いってらっしゃい」と語っていました。
他にも、『銀河英雄伝説』の世界には、素晴らしいカップルが登場しています。ヤンにフレデリカがいるように、ラインハルトにヒルダがいるように、キャゼルヌにオルタンスがいるように。キャゼルヌ一家の幸せな姿は、戦争の時代を描いたこの作品において、心を温かくしてくれます。
自分も、互いに信頼し、わかりあえるパートナーに出会いたいものです。また、ヤン・ファミリーのように、気のおけない素敵な仲間達とも。
『銀河英雄伝説』のおかげで、いろんな人物がいるからこそ人生は面白いことを、思い出しました。良い友人が欲しいし、自分も誰かにとって良い友人でありたい。ビュコック提督が語ったこの言葉を大切に、自分もこれからの人生を生きたいと思います。
<関連リンク>
アレクサンドル・ビュコック - Wikipedia
<追記>
発売済みの巻数が非常に多い『銀河英雄伝説』ですが、私はビュコック提督の最期のDVD19巻と、ロイエンタール提督の最期のDVD25巻をもっています。他の巻はレンタルで全巻見てますが、ブルーレイボックスも今では発売されてるんですね。
アニメは本編が第1期から4期まであるけど、ブルーレイ化にあたって、作画崩壊の“魔の第二期”は手直ししたのかなぁ。自分がもし購入するなら、やはり作画クオリティが高い、最後の第4期かな。