[仕事] 会社の看板で仕事をさせて頂ける、ということ

 サラリーマン生活の良い点。

 

今日、取引先の方とお話をしていて、しみじみ感じたことがあります。
それは、サラリーマンは会社の看板で仕事をさせて頂いている、ということ。


僕は、会社から一歩外に出ればただのガキですが、会社では担当として一定の権限を持ち、それにより、他のお会社様と取引をさせて頂いています。

そのおかげで、自分よりも人生での経験も、勤め人としての経験も逆立ちしても絶対に勝てないような方と、対等にお話をさせて頂く機会を得ることができている。

これは本当にありがたいことで、今の会社でこうして働いていなかったら、この方とはまず会えなかっただろうなぁ、こうして気にかけて頂くこともなかったろうなぁと思います。
そして、自分の幸運と、会社の看板に、心から感謝の気持ちを感じました。

会社勤めをして得られるのは、何も目に見える給料だけではなく、今回のような会社の看板によって得られる外部の方との接点や、職場の諸先輩方からの人生のアドバイス、社会的な信用度等々、様々あります。

もし今年入社した新人と話をする機会があったら、ウザがられない程度に、こうした話を伝えていければなぁと思っています。
私も今の年齢になって、ようやく実感として感じるようになりましたが、20代の若い新入社員がこうした話をどう聞いてくれるのか。

正直、今はなしてもピンとこないかも知れないけど、いつか「そういえば若い頃、先輩がこんな話をしてくれてたっけなぁ…」と思い出してくれるだけでいいので。

多分に自己満足かも知れないけど、こういう話って、先輩が誰か伝えないといけないことだと思うんですよね。
そして、昔は飲み会とかで伝えていたことなんだろうけど、今じゃなかなかノミニケーションもやりにくくなってしまって。

大切なことは、誰かが語り継いでいかなきゃいかない、そんなことを勝手に思った今日この頃です。
“昭和っぽいですね”、とか言われちゃうかなぁ。