[書籍] 本田健(ほんだ・けん)・櫻井秀勲(さくらい・ひでのり)著『運のいい人、悪い人』
きずな出版の、記念すべき第一冊目。
大好きな本田健(ほんだ・けん)さんと、健さんのメンターである櫻井秀勲(さくらい・ひでのり)さんの共著『運のいい人、悪い人』を読みました。
その昔、自分も櫻井先生の本を読み漁った時期があるので、大好きな健さんのメンターのお一人が櫻井先生であることを知った時には、何だかうれしかったなぁ。つながった気がして。
自分は間違っちゃいなかったというか、何というか。
本の内容、とてもいいですね。
こういう心構えで人生を生きていれば、なるほど運も転がり込まずにはいられないだろうなぁ、と納得。
読んでいて、非常に楽しい一冊でした。
そして自分にとってとても嬉しかったのは、一つの夢が抱けたこと。
仕事帰りの電車でこの本を吊革につかまって読んでいたんだけど、読み終わって、ふと、自分がいつか作家になって、櫻井先生がはじめられたきずな出版で本を出すことが叶って、そして鬼編集長として有名だった櫻井先生に「○○さん、これいい本ですよ。ありがとう」と言われる日が来たら、きっと男泣きに泣くだろうなぁと、映像付で自分の中で見えたこと。
んー、これ、おわりにを読んで、きずな出版のことをここで初めて知って、そのあと本を閉じて吊革に揺られながら、結構自然に「こうなったら、人生最高だなー」って頭に映像付で思い浮かんだことなんですよね。
そして、その映像があまりにリアルに再現できてしまって、目頭が熱くなって、あやうく電車の中で泣いてしまうところでした。うーん。
まぁ、妄想に違いないんだけど、なんかこう気になるというか、これがそれこそ、ちょっとした導きだったら本当にうれしい話なわけで。
10年後、20年後、自分が変わったきっかけとして、この日のことを書くことができたら、とても嬉しいな。