[ネタバレ微注意] プレイ反省会 (PSP版シュタゲ)
攻略を焦りすぎたかもしれない。
初クリアで【透明のスターダスト】エンドを迎え、ひとつの形として満足してはいるものの、やはり一晩経っても、自分が世界を救えていないのではないか、と気になる。
冷静に、自分がどんな世界を目指したいのかを考えると、まゆりも、助手も生きていて、しかも将来がディストピアにならない世界。
あと、できれば自分が早死にする可能性も回避したい。
そうなってくると、もともとのスタート時の世界線に戻ってきただけでは、すでに敵がタイムマシンの開発に着手してしまっているわけで、それではこのままの世界線では、いずれタイムマシンが発明され、ディストピア化は避けられないのではないだろうか。
そもそもの敵のタイムマシン開発を、元から絶つことはできないだろうか。
そして、今になって気になってくるのは、自分がその世界線で死ぬ運命になっていなければ、どんなに危険な状態であっても死ぬことはなさそうだ、ということ。
もっとも、悲観的に考えれば、死ぬ運命が30年後にある場合であっても、監禁されて30年を過ごした後に刺されれば、死んでしまうのでは、という気もする。
そうなれば、主観としての自分のタイムリープの旅は、そこで終焉を迎えることになる。
ただ、それはそうとして、もう少しリスクを取ってみてもいいのかも知れない。
確かに、最優先課題であった、まゆりが生き残る世界線に戻ることができた。
しかし、その過程において、決断を焦りすぎたのではないだろうか。
具体的に言えば、もっと一人一人の心を救うことができたのではないだろうか。
お前は英雄にでもなるつもりか、と言われれば、おこがましいが、そうだとしか言いようがない。
ラボメン全員を救い、様々な関係者を救い、あまつさえ、世界を救いたい。
そうなってくると、だんだんわかってきたこともあって、おそらく、タイムリープをすぐに実行しすぎなのだ。
携帯マークが登場すると、すぐに、必ず対応してきたが、これが良くなかったのではないか。
最後の最後まで、その場の状況を良くする努力をしてこなくて、「どうせタイムリープすればなかったことになる」と安易に考えていたのではないか。
その過ちに気がつきだしたのは、タイムリープ前に、様々なヒロインが別の世界線での記憶を思い出したりしだしたこと。
こうなってくると、やはり、自分が取った行動はあらゆるところに影響を与えている。
おそらく、世界の再構築において重要な役目を負っているのは、助手。
一見、まゆりと助手は二者択一のように見えるが、そう考えること自体が誤りで、第三の選択肢は必ずあるはず。
よし。
次のプレイでは、相手からの電話やメールは別として、自分からは電話レンジを積極的に使用せずに、時間をしっかり使って情報収集と各キャラクターのケアをしながら、プレイしてみよう。
<追記>
蛇足ながら、今回のプレイ中では、ほんの少し、ひぐらしの鳴く頃にの古手梨花の気持ちがわかりました。
どんなに繰り返しても変わらない悲劇。
その中でもがき苦しみ、やがては精神的に摩耗していく。
閉ざされた時間の檻の中か・・・。