[落語] 「芝浜」、大好きです (※ネタバレ注意)
特に大好きなのは、古今亭志ん朝師匠の「芝浜」。
落語は「芝浜」が好きで、古今亭志ん朝師匠のものが特に好きだったりします。
- アーティスト: 古今亭志ん朝
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1995/08/21
- メディア: CD
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まぁ、帰りの電車でカルロス・クライバーのニューイヤーコンサートを聞きながらワンカップを堪能した後、おもむろに聞き始めたのが、この「芝浜」。
自分でも、まぁ何とも妙な取り合わせだなぁ、と思いつつ、好きなものは好きでいいじゃないかと、落語の世界へひとっ飛び。
「芝浜」の何が好きって、人はいつでも生まれ変わることができる、っていうところ。
そりゃぁ、なかなか簡単にはいかないかも知れないけど、心を入れ替えて誠心誠意努めれば、いつか必ず変わることができる。
そうした人間の可能性って奴に、気持ちが良くなるわけでありまして。
あとは、長年連れ添った古女房の良さってとこですかね。
いやまぁ、まだ結婚もしてない私が言うのも何ですが、阿吽の呼吸といいますか、いいように自分を転がしてくれる手練手管といいますか、長の年月を重ねたご夫婦というのは、素晴らしいもんですね。
畳は新しくても、女房は古い方がいい。
いや、まさに至言。
初めて落語を聞かれる方にも、この古今亭志ん朝師匠の「芝浜」は、オススメです。
日本人として生まれて良かったなぁ、と感じる一枚かと思います。
芝浜 - Wikipedia (※ネタバレ注意)