[あの花/めんま道場] 勿忘草(わすれなぐさ)・育成レポート(第1回)
勿忘草(わすれなぐさ)は、秋植えの一年草。
先の頃は、あの花のエントリーを多くの方にご覧いただき、ありがとうございました。
1100件を超すリンク元からご参照いただき、当ブログでも屈指の人気エントリーとなりました。
本当に感謝しています。
最終回の内容から、あの花=勿忘草(わすれなぐさ)ということがはっきりし、いつか必ず勿忘草を自宅に植えよう、と決意したのがこの夏の出来ごとでした。
その願いを、早くも叶えるチャンスがやってきました。
夏の終わり、そして、秋の到来です。
勿忘草は夏の暑さに耐えきれず、夏に枯れてしまいます。
種を蒔くのは、夏が終わって秋になってから。
取り扱いとしては、秋植えの一年草、ということになりますね。
ドイツの悲恋物語に登場する勿忘草ですが、その可憐な花から、人気があるようです。
秋、というにはまだ少し早い気もしますが、これもせっかくの機会なので、勿忘草を種から育ててみることにしました。
園芸を楽しむにもいろいろ方法があって、楽なのは、ある程度の大きさまで育ったポット苗を購入してきて、プランターなりお庭なりに植える方法。
もう既にある程度は育っているので、手軽に、早く花を楽しむことができます。
一方で、種から育てるのは手間暇かかりますが、その分愛着がわきますし、自分の好みの品種・色をじっくりと育てることができます。
ポット苗はわりと植えてきたので、今回はいよいよ、初の種蒔きトライです。
今回選んだ種は、サカタのタネの「わすれな草(ドワーフブルー)」。
勿忘草にも、通常の青色の他、ピンク色もあったり、青は青でも、草丈が50センチ近くなるものもあります。
「あの花」に登場していた勿忘草の草丈、葉の形状等から、勿忘草の中でも、ドワーフブルーがそれに近いのではないかと推定しました。
↓ アニメに登場した勿忘草
↓ 勿忘草「ドワーフブルー」
特に、葉の形状に特徴があるように思います。(全体に割と細長く、表面はツルっとしているが、途中でクタっと曲がっているところ)
では、以下、種蒔きの作業風景です。
種を開封したところ。
小さい袋に入っています。
容器は、発芽状況を見て楽しめる、第一ビニール株式会社さんの「種まきハウス」をチョイス。
土は、タキイさんの「種まきの土」。
元々、農家用に販売していたのものを、家庭用に小袋(5ℓ)で販売したものです。
肥料等が入っており、追肥(ついひ)が不要っと。
で、先ほどの「種まきハウス」に「種まきの土」を入れます。
楽に、それでいてキレイに入れるなら、真ん中にバサッと山にして、それを周りの穴に振り分けて行くといいかも。
土はそのままだとふわふわしているので、指で適宜押してあげながら、きちんと詰める。
そして、水をしっかりあげて、これで下地の完成。
次に、種を蒔いて、その上から、種が隠れるくらいに軽く土をかけてあげる。
種蒔き後の水やりは、底面給水なので、「種まきハウス」のトレーに水を入れて、そこに土を入れたものをセット。
後は、空気穴があいているフタをかぶせて、完成です。
後は、風通しの良いところに設置し、水切れしないようにしながら置いておけばオッケーですね。
発芽までは1〜2週間かかるようなので、しばらくは待ちです。
いやー、結構勢いでやっちゃったところもありますが、今回、勿忘草の種蒔きにチャレンジできたのは、いい経験でした。
初めての本格的な種蒔き。
さぁ、これからが楽しみです!
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■[アニメーション] あの花=勿忘草(わすれなぐさ) - 花と美術館と本の住人
アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の最終話の後で作成した、「あの花=勿忘草(わすれなぐさ)」です。おかげさまで、当ブログ随一の人気エントリーになりました。ありがとうございました。
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